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免疫学個人授業

免疫学個人授業 (新潮文庫)免疫学個人授業 (新潮文庫)
(2000/12)
多田 富雄南 伸坊

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僕はこの個人授業シリーズが大好きなのです。

南伸坊さんが色々な分野の偉い先生に個人的に授業をしてもらって、南生徒がその授業から学んだこと、理解できた部分をまとめるという形式の『シンラ』という雑誌の連載企画です。他に生物学と心理療法があります。

このシリーズのどこがいいって、その分野のどこが面白いかがわかったような気になれるところがいいんですよ。決して「免疫学」や「心理療法」がわかったような気になるのではなくて、「免疫学のどこが面白いか?」がわかったような気になるところがポイントです。

因に免疫学の面白いところはですね、免疫は如何にして自己と排除すべき異物とを区別しているかというところです。

風邪を引く、花粉症になる、拒絶反応が起こる。全て免疫が異物を排除しようとして起こる症状です。

免疫が風邪のウイルスを無視すれば、ウイルスが増殖してその個体は死に至るかもしれないけれど、風邪の症状は出ない。逆に花粉なんかはいくら吸い込んでも死なないんだから無視してくれればいいのに、免疫が反応してしまうから花粉症の症状が出る。

では免疫は如何にして自己と排除すべき異物とを区別しているのか?

それから免疫は上等な脊椎動物しか持っていないらしいのです。では上等でない脊椎動物や甲殻類はどうやって病気から身を守っているのか?この辺も面白いです。

四畳半神話体系

四畳半神話大系 (角川文庫)四畳半神話大系 (角川文庫)
(2008/03/25)
森見 登美彦

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以前『夜は短し歩けよ乙女』をジャケ買いして、森見登美彦氏の作品が面白いのは知っていました。カバーイラストを描いている人が同じだったので森見登美彦氏の作品と気付き、買ってみることにしました。森見氏の新作だと思ったのに『夜は短し~』以前に書かれた本だったのですね。アニメ化するので平積みになっていたようです。

個人的には『夜は短し~』よりも面白かったなぁ。ちょっとネタバレしてしまうけど、ファンタジー小説として良くできていた。ちっともファンタジー小説だと思わずに読み始めたので、びっくりしてしまいました。

『夜は短し~』同様、京都が舞台で、登場人物もいくらか重複しています。登場人物の重複は手塚漫画のスター・システムみたいなものでしょうか。

言葉のリズムが小気味よくて、言い回しが面白くて、ついつい引き込まれてしまいます。とても読みやすいです。最初の一段落を読んだ時点で、この本は面白いと確信しました。

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだらもし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
(2009/12/04)
岩崎 夏海

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去年は生誕100年ということもあってか、ドラッカーという名前を色んなところで目にするようになっていました。(ほぼ日刊イトイ新聞とかね)「興味あるけど難しそうだなぁ」とか「マネジメントとか僕には関係ないしなぁ」とか思ってたんですが、先月本屋でこの本を見つけたとき「これなら読めるかも」と手に取ったんです。

『もえたん』とか『漫画で学ぶ~』とか、そっち系の本なのかと思って買ったのですが、中身はしっかりした小説だったので驚きました。キャラが弱いとか、語り口が淡々としているとかいった印象もありますが、ちゃんと伏線が張ってあって続きが気になるし、感動もできます。2時間くらいで一気に読んでしまいました。今もその勢いで読書感想文を書いています。

アニメ化したりしないかな?淡々としていると書きましたが、もっと面白く膨らますことができる部分が沢山あって、勿体ないなぁと思ったのです。(もちろんドラッカーとは何の関係もない部分なんですけどね)

野球は詳しくないですけど、(あだち充が僕の野球に関する知識のソースです)本格的な野球の話になっていたと思います。若干ご都合主義が過ぎる嫌いはありますが、ドラッカーの『マネジメント』が公立高校の野球部という身近な組織の運営にも役立つということが、具体的にわかりやすく書かれているとも思います。僕はドラッカーの『マネジメント』を一度も読んだことがありませんから、本書が『マネジメント』の内容を正しく伝えているかどうか、もちろん僕には判断できないのですが。

僕が買ったのはもう第4刷(初版は2009.12.3)なので、そこそこ売れている話題の本でもあるみたいです。ドラッカーやマネジメント、そもそも仕事とは?働くとはどういうことなのか?といったことに興味がある人にお薦めです。

あと、真摯さとは何かが最後までわかりませんでした。自分に最も欠けているものは真摯さとか誠意、ひた向きさといった類いのものであるということは薄々わかっているのですが、それがどういったものなのかがわかりません。

数学ガール

数学ガール表紙

最初に知ったのは本屋で見かけた漫画版でした。

塾講師とはいえ数学を教えている身として、
数学と名のついた本を見逃すわけにはいかないと。

しかも漫画のタイトルでしたから驚きました。

最近の本屋では漫画は立ち読みできないので、
表紙を見ながら買うかどうか考えたのですが、
よく見ると作画と原作が別。

そんなときには原作を買っちゃう派なので、
本屋の中を彷徨ったのですが見つからず、
アマゾンで検索して注文することに。

で、アマゾンで検索したら、
文庫サイズじゃなくてA5サイズなの。

文庫なら通勤時間に読めるけど、
A5だと持ち運ぶには大きいから家でしか読めない。

買うか買うまいか2,3日悩みました。

買いました。

後悔はしていません。

じゃあ誰にでもお薦めかっていうと、
全然誰にでもじゃないんですけど。

理系な人にはお薦めです。

出力

・インプットとアウトプット
多くの人が本はたくさん読んだ方がいいと言う。しかしまた、多くの人が本をたくさん読むだけでは駄目だと言う。昨日書いた三多もそうであるが、本を読む、つまりインプットに対して、表現する、つまりアウトプットが重要であると唱える人が少なくない。

・アウトプットが何故重要か
アウトプットは理解を深める手助けになる。表現をする過程で仕入れた情報の本質を理解するというのは納得しやすい。理解までは行かなくとも、自分なりの解釈という物をもたなければ良い表現は出来ないからだ。人に話しているうちに考えがまとまってくるといった経験は誰にでもあるのではないだろうか。

・アウトプットの機会
幸い今の世の中にはアウトプットの機会が昔と比べると増えたようである。語ることと書くことと芸術という手段は変わらないが、それを多くの人に伝える手段が出来た。即座に多くの人に伝えることが出来るというのは目的意識の形成に役立つ。目的意識は継続に役立つ。

・アウトプットする内容の質
アウトプットなら何でもよろしいと言う本もあれば、アウトプットする内容を練り、吟味することこそが肝心であると言う本もある。私は程々が肝心であると考える。あまり固くなってアウトプットの回数が減っても良くないし、かといって垂れ流しに言いたいことを言っていても良くない。

ハチはなぜ大量死したのか

帯のコピーに目を惹かれて買いました。
「今年度もっともスリリングな科学の書」
「北半球で300億匹のミツバチが死んだ」

ミツバチの大量死は映画『ハプニング』の
導入のネタにも使われていましたね。

読み始めると面白くて止められなかった。
お陰でここ数日間寝不足です。

CCD(蜂群崩壊症候群)という怪現象、
その原因を追求する過程がスリリングで、
早く続きが読みたくなる。

犯人は寄生虫?殺虫剤?農薬?宇宙人?
ウイルス?抗生物質?ストレス?携帯電話?

しかしそれだけではなく、

現代農業がいかに病んでいるか、
僕たちの食の安全の危うさ、
そして自然の偉大さを思い知る一冊。

ハチミツ食べよう!

適応体

世の中には面白い本がいくらでもある。
その中で一番面白い本が生き残るのか?

否。

娯楽は消費される。

100年前の本が、
100年前と同じ面白さではないのだよ。

結論、何者も生き残らない。

変化し続けないと生き残れない。

変化したら生き続けられるけど、
同じままでは残れない。

同じまま生き続けることはできないのだよ。

滅多にね。

だからこれからも星の数ほどの本が生まれ、
そして忘れられていくことだろう。

僕たちの終末

西暦2050年、太陽活動の活発化により
人類は絶滅の危機に瀕していた。

そんな中、インターネットに
「宇宙戰をつくりませんか?」
というサイトが……。

というお話です。
面白かったです。

ネットで調べたらリアリティのある
本格SFたらどうたらの書評があるようですが、
フィクションですから楽しめればいいと思います。

僕は楽しめましたからいいです。

皇国の守護者

過ちが罪となりうるのは、それを犯している意味に気づかない場合だけなのだ

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