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有頂天家族

有頂天家族 (幻冬舎文庫)有頂天家族 (幻冬舎文庫)
(2010/08/05)
森見 登美彦

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 私の読む森見登美彦3作品目です。夜は短し歩けよ乙女→四畳半神話体系→有頂天家族の順に読んで参りました。『夜は短し~』と『四畳半~』は独特の快い言い回しで、主人公と黒髪の乙女の嬉し恥ずかしな一部始終が描かれているという点で共通だったんですが、今度の『有頂天家族』は狸です。遺憾ながら黒髪の乙女は出てきません。しかし糺の森はちゃんと出てきます。今までの森見登美彦とはひと味違いつつも、今までの森見登美彦です。
 それで、今までと違って家族愛が描かれているんですが、恥ずかしながら私泣きました。電車の中で読みながらぽろぽろ泣きました。何がそんなに琴線に触れたのか、イマイチはっきりとしないのですが、ぐっと胸にくるモノがあったんですね。タイミングがたまたまあっただけなのかもしれません。今読んだらちっとも泣けないのかもしれません。しかしやはり、全編を通して、切ない。哀愁漂う作品です。この切なさは『夜は短し~』と『四畳半~』には無かったモノです。森見登美彦の新境地かもしれません。
 もちろんちゃんと希望もあるし、笑えますよ。笑い転げる事請け合いです。

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