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サクラダリセット CAT,GHOST and REVOLUTION SUNDAY

サクラダリセット  CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY (角川スニーカー文庫)サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY (角川スニーカー文庫)
(2009/05/30)
河野 裕

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帯にこう書いてあります。

――全国の書店員が認めた面白さ!絶賛の嵐!!――

確か平積みになっていたんだと思います。それで裏表紙の粗筋を読んだら僕が好きそうな超能力者物。しかも設定が面白そう。じゃあ買ってみるかという流れになりました。面白かったので買って良かったです。こういう出会いがあるから本屋さんは止められませんね。どれだけネットで買い物をする人が増えようが、どれだけ電子書籍が普及しようが、本屋さんのニーズがゼロになることはあり得ないと思います。もちろん減りはするでしょうが……。

よくある設定なんですけどね。現代日本っぽい街が舞台で、主人公たちは高校生で、それぞれ自分だけの超能力を持っていて、ある機関に所属していて、秘密裏にとある事件を解決する。

ちょっと珍しいのは舞台の咲良田が超能力者の街ってところでしょうか。ちょっと本文から引用すると、

――咲良田は日本の片隅にある街で、太平洋に面していて、なんとか市を名乗ってもいいくらいの数の人々が生活していて、そのおおよそ半数が特殊な能力を持っている。能力は千差万別で、大抵は物理法則に反していて、一応公的には秘匿にしたいらしいけれど人数が人数だけに誰も知らない秘匿という風にはならない。要するに咲良田は超能力者たちの街だということを、住民はみんな受け入れていた。――

という設定なのです。主人公たちの能力次第で面白くもつまらなくもなる設定です。なるべく汎用性が高くて、でも強力過ぎない能力がいいですよね。汎用性が低いと能力が使われるシーンが限定されるし、強力過ぎるとつまらないです。

タイトルの通り表紙の少女がリセットの能力を持っています。最大三日分の時間をリセットできます。確かに汎用性は高いけど強力過ぎます。というか便利過ぎます。なんでもありです。でもそこは、リセットするための条件を特殊にしたり、敵の能力も負けず劣らず強力だったりで見事にバランスが取られています。

文章は爽やかな青色というか若干中二病気味な主人公の語り口で彩られています。中二病を引きずっている僕には読みやすくて良かったです。というか僕は頭の中で悶々と考えるタイプの主人公が好きですね。少年漫画タイプの主人公はあまり好きではないかもしれない。

様々な能力によって、時間を超越して張られた伏線が回収されていくのはなかなか面白かったです。現在第2巻を読んでいます。第3巻は今年の夏に出るそうです。
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